というわけで、前から言ってたテクスチャ講座を始めます。
※はじめに
・あくまで「テクスチャの貼り方講座」ですので、形はすでに出来ているものとします。
・すごく長いし画像多いのでご了承ください。あと、説明も下手ですw
・「この方法がベスト!」というわけでもないので、まあ参考程度にご覧ください。
・もしも意味☆不明な点がありましたら、コメントしてくださいな。
・画像クリックで原寸サイズで見れます。
じゃ、はじまるよー!
今回のために作ったさとりん・・・
見ての通り、形だけは出来てます。

テクスチャ用の絵(マップ?)を描く。
とりあえず、まずは一色ずつベタッと大まかに分けておきましょう。まあ、顔ぐらいは描いた方がいいかも。
(画像が大まかじゃないのは仕様です)
出来たマップをメタセコで読み込みます。
右下の枠の「新規」を選択→出てきたmat1をダブルクリック。

「模様」の横の「参照」をクリックし、さっきのマップを読み込み。
ついでに、諸設定の「自己照明」を0.50ぐらいにします。
GTAで読み込んだ時、だいたいそんな感じで見えるので。

読み込みました。
貼る前にちょっとしたテクニック。
左右対称なパーツ(腕とか脚、さとりの場合服も)を、半分にぶった切ってしまいます。

範囲選択で中心より左か右をバッサリと。なぜかは後で。

全てのパーツを選択→選択部処理→面に現在の材質を指定。
明るくなると思います。何か他のスキンを元にしてた場合は妙な柄になったりしますがまあ無視で。
ではいよいよ(ようやく)本題のテクスチャ貼りです。

コマンド→「UV操」。
この作業の時は画面を2つにした方がやりやすいです。
視点は前と3D。
左の画面の左上の、「Unwrap」をオン・「Object」をオフに。黄色がオンです。
色々出ますがそこはそのままで良し。

こうなります。
では、まずは顔から。
範囲選択で顔全体を選択→UV操→「焼き込み」。
焼き込みというのは、選択した角度からマップをテクスチャに投影して・・・
説明よりやった方が早いわ!(オイ

おわかりいただけただろうかw
後はCtrl+Shift+左クリックで面を全て選択して、移動したり拡大縮小すると・・・

出来上がり。
実のところ、テクスチャ貼りはほとんどこの焼き込みで出来てしまいます。
ただし注意。裏も表も投影されるので、

このように、後頭部にも顔が・・・ひいぃw
解決法はカンタン。後頭部だけを選択してもう一回焼き込み。

分離に成功。
こんな感じで、順番に各パーツにテクスチャを貼っていけば・・・

この通り。
さて、ではそろそろ体を返してあげましょうw
体を選択→選択部処理→面の鏡像を生成→YZ軸。

ふう。
さて、これでどうなるのかというと、

このように、テクスチャは半分のまま。
要は、鏡映しで使われてるわけです。
この方法を使えば、そのまま貼った時のおよそ半分の面積でテクスチャが貼れるので、その分マップを広く使う事が出来るわけです。
では、残りのパーツもすべて鏡像を作って・・・

完成!・・・のようですがまだちょっと残ってます。

鏡像と元の像が重なる点が、実は分離してます。このままだと、体の真ん中に切れ込みが入ってしまいますw
重なってる2点だけを選択して、選択部処理→選択頂点をくっつける。
まとめて選択するとえらいことになるので、必ず一か所ずつ。

全てくっつけたら、最後にスカートの裏側を作ってあげましょう。
スカートを、コピー→ペースト→面を反転(全て選択部処理から。)
これで、ひとまずは完成です。
模様やら陰影やらにこだわらないなら、これでgmaxに移っても良いでしょう。

お疲れさまでした!
あ、そうだ。
髪の毛の陰影の描き方はちょっと複雑だから、希望があればまた別記事で書きますが・・・どうでしょう?
補足
さとりさんのケーブル(?)のようなクネクネした物体は、先に棒の状態でテクスチャを貼ってから変形させることをお勧めします。

場所とらないし、グラデーションも綺麗に出るし。